小さく生まれた赤ちゃんのママへ~早産児のQ&A


受精卵の輸送と着床

1個の卵子に1個の精子が侵入すると卵子を覆う透明帯が構造を変え、ほかの精子は卵子に侵入することができなくなり、受精が成立します。
卵管膨大部で受精が起こった後、1日目には雌性核と雄性核をもった接合子が形成されます。
以降、2日目に2~4細胞期、3日目には8細胞期、4日目に桑実胚となり5~6日目に胚盤胞となって子宮内膜に着床します。
受精卵は、受精後4日目までは卵管内で発育しながら、下方に向かう液体流動と線毛運動によってゆっくりと子宮内膜へ向かってきます。

受精卵の発育と輸送

卵管膨大部で受精した受精卵は、2細胞期(受精後約30時間)、4細胞期(受精後約40時間)、8細胞期(受精後約60時間)、桑実胚(受精後3~4日)、胞胚(受精後4~6日)と分裂を繰り返しながら卵管内を通過し、子宮腔に到達し着床します。
受精卵は卵管の線毛運動や卵管壁の蠕動によって輸送されます。
受精卵は桑実胚の状態で子宮腔に到達し、胞胚の状態で子宮内膜に着床します。

着床とは

着床とは、輸送された受精卵が子宮内膜に接着し、さらに埋没するまでの過程をいい、着床をもって妊娠の成立となります。
着床は受精後6~7日頃から始まり、発生12日頃に完了します。
受精卵が着床する時期の子宮内膜は卵胞期にエストロゲンの作用で厚くなった内膜が、排卵後、黄体ホルモンが分泌されることによって分泌期となっており、脱落膜様変化が起こっていて、脱落膜から着床に必要な水分や栄養であるグリコーゲンなどが分泌されます。